めまい・ふらつき・頭痛
めまい、ふらつき、頭痛は、誰でも一度は経験する可能性のある、非常によくある症状です。これらの症状は、日常生活に大きな支障をきたすことも少なくありません。原因は多岐にわたり、疲労やストレスといった一時的なものから、重大な疾患が隠れている場合もあります。
加西市別府町の大杉内科医院では、内科、呼吸器内科、循環器内科、放射線科の専門医が連携し、患者様一人ひとりの症状に合わせた丁寧な診察と適切な検査を行い、原因を特定し、最適な治療をご提案いたします。特に呼吸器内科の診療に力を入れており、咳の検査・治療薬・吸入指導を一貫して行っています。また、多臓器に良い影響のある新規薬も積極的に導入し、患者様のQOL(生活の質)向上に貢献できるよう努めています。地域総合病院など医療機関への紹介もスムーズに行っていますので、ご安心ください。
「もしかして、何か深刻な病気なのではないか…」とご不安に思われている方もいらっしゃるかもしれません。当院では、患者様の不安な気持ちに寄り添い、丁寧な問診と検査を通じて、症状の原因を特定し、わかりやすくご説明することを心がけております。どうぞお気軽にご相談ください。
めまい・ふらつき・頭痛の原因
めまい、ふらつき、頭痛の原因は非常に多岐にわたります。主な原因としては、以下のようなものが考えられます。
- 内耳の異常・・メニエール病、良性発作性頭位めまい症(BPPV)など、内耳の平衡感覚に関わる部分の異常によって、めまいやふらつきが起こることがあります。
- 脳の疾患・・脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など、脳の血管や組織に異常があると、頭痛やめまい、ふらつきが生じることがあります。
- 自律神経の乱れ・・ストレス、疲労、睡眠不足などにより、自律神経が乱れると、血圧の変動や血管の収縮が起こり、めまいやふらつき、頭痛を引き起こすことがあります。
- 循環器系の疾患・・不整脈、低血圧、起立性低血圧など、心臓や血管の機能に異常があると、脳への血流が低下し、めまいやふらつきが起こることがあります。
- 貧血・・鉄欠乏性貧血など、血液中の酸素を運搬するヘモグロビンの量が不足すると、脳への酸素供給が滞り、めまいやふらつき、頭痛が生じることがあります。
- その他・・薬の副作用、脱水、低血糖、更年期障害、肩こり、首こりなども、めまい、ふらつき、頭痛の原因となることがあります。
めまい・ふらつき・頭痛によって引き起こされる病気
めまい、ふらつき、頭痛は、様々な病気の症状として現れることがあります。代表的な病気としては、以下のようなものが挙げられます。
- メニエール病・・内耳のリンパ液が増加することで、回転性の激しいめまい、難聴、耳鳴りが起こる病気です。
- 良性発作性頭位めまい症(BPPV)・・内耳にある耳石が剥がれ、三半規管に入り込むことで、特定の頭の位置でめまいが起こる病気です。
- 起立性低血圧・・立ち上がった際に血圧が急激に下がることで、めまいやふらつきが起こる病気です。
- 脳梗塞・・脳の血管が詰まり、脳細胞が壊死することで、半身麻痺、言語障害、意識障害などに加え、めまいや頭痛が起こることがあります。
- 脳出血・・脳の血管が破れ、出血することで、脳細胞が圧迫され、半身麻痺、言語障害、意識障害などに加え、めまいや頭痛が起こることがあります。
- 緊張型頭痛・・精神的ストレスや肉体的疲労により、肩や首の筋肉が緊張することで起こる頭痛です。
- 片頭痛・・血管の拡張や神経の興奮により起こる頭痛で、ズキズキとした痛みが特徴です。
めまい・ふらつき・頭痛の処置や治療法
めまい、ふらつき、頭痛の治療法は、原因となっている病気や症状によって異なります。
- 薬物療法・・めまい止め、鎮痛剤、血管拡張薬、抗不安薬など、症状を緩和するための薬を服用します。
- 理学療法・・めまいのリハビリテーション(平衡訓練)や、肩こり、首こりの改善のための運動療法を行います。
- 生活習慣の改善・・規則正しい生活、十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動などを心がけ、ストレスを溜め込まないようにします。
- 原因疾患の治療・・メニエール病、起立性低血圧、脳梗塞など、原因となっている病気を治療します。
めまい・ふらつき・頭痛についてのよくある質問
Q1. めまいがひどくて、吐き気もします。すぐに病院に行くべきでしょうか?
A1. 吐き気を伴う激しいめまいは、メニエール病や脳の疾患の可能性も考えられますので、早めに医療機関を受診されることをおすすめします。特に、手足の麻痺、ろれつが回らない、意識が朦朧とするなどの症状がある場合は、救急車を呼んでください。
Q2. めまいがするとき、自分でできる対処法はありますか?
A2. めまいがするときは、まず楽な姿勢で安静にしてください。可能であれば、横になって目を閉じると良いでしょう。水分補給も忘れずに行いましょう。また、周囲に人がいる場合は、めまいがすることを伝えておくと安心です。
Q3. 妊娠中にめまいがすることがあります。妊娠と関係があるのでしょうか?
A3. 妊娠中は、ホルモンバランスの変化や血液量の増加などにより、めまいが起こりやすくなることがあります。貧血も原因となることがありますので、医師に相談し、適切なアドバイスを受けてください。
当院のめまい・ふらつき・頭痛診療について
大杉内科医院では、患者様一人ひとりの症状を丁寧に伺い、必要な検査を行い、原因を特定した上で、最適な治療をご提案いたします。
めまい、ふらつき、頭痛の原因は多岐にわたるため、当院では、内科、呼吸器内科、循環器内科、放射線科の専門医が連携し、総合的な診療を行っています。
特に、呼吸器内科では、咳の検査・治療薬・吸入指導を一貫して行っています。咳が長引くことでめまいや頭痛が生じている場合は、呼吸器系の疾患が隠れている可能性も考えられますので、お気軽にご相談ください。
また、循環器内科では、心臓エコー検査などを行い、不整脈や心臓弁膜症など、循環器系の疾患が原因でめまいやふらつきが起こっていないかを調べます。
放射線科では、必要に応じてCT検査やMRI検査を行い、脳の疾患の有無を確認します。
当院は、地域の皆様の健康をサポートするため、丁寧な診察とわかりやすい説明を心がけております。どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
院長より
「めまい、ふらつき、頭痛」といった症状は、日常生活に大きな影響を与えるだけでなく、「何か大きな病気なのではないか」という不安な気持ちを引き起こすこともあります。
当院では、患者様の不安な気持ちに寄り添い、丁寧な問診と検査を通じて、症状の原因を特定し、わかりやすくご説明することを心がけております。
原因が特定できた場合は、適切な治療をご提案いたします。また、生活習慣の改善やセルフケアの方法についても、詳しくアドバイスさせていただきます。
「こんなことで相談しても良いのだろうか…」と悩まずに、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
皆様が安心して日常生活を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。
