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息苦しい・呼吸が浅い

息苦しい・呼吸が浅いとは?

息苦しい、呼吸が浅いといった症状は、日常生活で誰もが経験する可能性があります。軽い運動後や緊張した時など、一時的なものであれば心配はいりませんが、頻繁に起こる、または症状が強い場合は、何らかの病気が隠れているかもしれません。大杉内科医院では、呼吸器内科の専門医が、患者様一人ひとりの症状を丁寧に問診し、適切な検査と治療をご提案いたします。

息苦しさや呼吸の浅さは、自覚症状として現れるため、客観的な評価が難しい場合があります。そのため、当院では、患者様の訴えをしっかりと受け止め、詳細な問診や必要な検査を通じて原因を特定することを重視しています。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

息苦しい・呼吸が浅さの原因

息苦しい・呼吸が浅さの原因は多岐にわたります。一時的なものから、重篤な病気が隠れている場合まで、その原因は様々です。主な原因としては、以下のものが考えられます。

呼吸器系の疾患

呼吸器系の疾患は、息苦しさや呼吸の浅さの代表的な原因です。

  • 気管支喘息・・気管支が慢性的に炎症を起こし、空気の通り道が狭くなる病気です。発作的に咳や喘鳴(ぜんめい:ヒューヒュー、ゼーゼーという音)を伴う息苦しさを感じることがあります。
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)・・主に喫煙が原因で、肺が徐々に破壊されていく病気です。息切れや咳、痰などが主な症状です。
  • 肺炎・・細菌やウイルスなどが肺に感染し、炎症を起こす病気です。発熱や咳、痰、胸痛などを伴うことがあります。
  • 間質性肺炎・・肺の間質という部分に炎症が起こる病気です。進行すると肺が硬くなり、呼吸機能が低下します。

循環器系の疾患

循環器系の疾患も、息苦しさや呼吸の浅さを引き起こすことがあります。

  • 心不全・・心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送ることができなくなる状態です。息切れやむくみなどが主な症状です。
  • 狭心症・心筋梗塞・・心臓に血液を送る血管(冠動脈)が狭くなったり、詰まったりする病気です。胸の痛みや圧迫感、息苦しさなどを感じることがあります。
  • 不整脈・・心臓のリズムが乱れる病気です。動悸や息切れ、めまいなどを感じることがあります。

その他の原因

上記以外にも、息苦しさや呼吸の浅さを引き起こす原因は様々です。

  • 貧血・・血液中の赤血球が減少し、酸素を運搬する能力が低下する状態です。
  • 甲状腺機能亢進症・・甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
  • 過換気症候群・・精神的なストレスなどが原因で、呼吸が速く、深くなる状態です。
  • 肥満・・過剰な脂肪が呼吸を妨げることがあります。

息苦しい・呼吸が浅さによって引き起こされる病気

息苦しい・呼吸が浅さという症状は、様々な病気によって引き起こされます。上記で説明した原因となる病気以外にも、注意すべき病気があります。

  • 肺がん・・肺にできる悪性腫瘍です。咳や血痰、胸痛などを伴うことがあります。
  • 胸膜炎・・肺を覆う胸膜に炎症が起こる病気です。胸痛や呼吸困難などを伴うことがあります。
  • 気胸・・肺に穴が開き、空気が漏れ出す病気です。突然の胸痛や呼吸困難などを伴うことがあります。

息苦しい・呼吸が浅さの処置や治療法

息苦しい・呼吸が浅さの治療法は、原因となっている病気によって異なります。当院では、患者様の症状や検査結果に基づいて、最適な治療法をご提案いたします。

薬物療法

気管支喘息やCOPDなどの呼吸器疾患に対しては、気管支拡張薬や吸入ステロイド薬などを使用します。心不全や不整脈などの循環器疾患に対しては、利尿薬や抗不整脈薬などを使用します。

酸素療法

血液中の酸素濃度が低下している場合は、酸素吸入を行います。自宅で酸素吸入を行う場合は、在宅酸素療法(HOT)を導入することもあります。

リハビリテーション

呼吸リハビリテーションは、呼吸機能を改善するための運動療法や呼吸法などを学ぶプログラムです。COPDや間質性肺炎などの患者様に対して行われます。

手術

肺がんや気胸など、手術が必要な病気もあります。当院では、必要に応じて、地域総合病院など医療機関への紹介も行っております。

料金について

当院における主な検査・治療の料金は以下の通りです。

検査・治療名 料金(概算)
呼吸機能検査 3,000円~5,000円
胸部X線検査 2,000円~3,000円
血液検査 3,000円~5,000円
在宅酸素療法(HOT) 月額5,000円~10,000円(自己負担額)

※上記はあくまで目安であり、実際の料金は診察内容や検査項目によって異なります。詳細はお問い合わせください。

息苦しい・呼吸が浅さについてのよくある質問

Q1. 息苦しさを感じたら、すぐに病院に行くべきですか?

A1. 症状が強い場合や、急に息苦しくなった場合は、すぐに救急外来を受診してください。症状が軽い場合や、慢性的に息苦しさを感じる場合は、早めに呼吸器内科を受診し、原因を特定することが大切です。

Q2. 妊娠中に息苦しさを感じることがあります。これは異常ですか?

A2. 妊娠中は、子宮が大きくなることで肺が圧迫されたり、ホルモンの影響で呼吸が浅くなったりすることがあります。しかし、念のため、産婦人科医に相談することをおすすめします。

Q3. 運動すると息苦しくなります。これは体力不足が原因でしょうか?

A3. 体力不足も原因の一つと考えられますが、運動誘発性喘息や心臓の病気などが隠れている可能性もあります。一度、呼吸器内科または循環器内科を受診し、検査を受けることをおすすめします。

当院の呼吸器内科診療について

大杉内科医院では、呼吸器内科の専門医が、患者様一人ひとりの症状を丁寧に問診し、適切な検査と治療をご提案いたします。咳の検査・治療薬・吸入指導を一貫して行い、多臓器に良い影響のある新規薬の積極的導入にも取り組んでいます。

当院では、呼吸器疾患の早期発見・早期治療に力を入れており、最新の医療機器を導入し、正確な診断と効果的な治療を提供できるよう努めています。また、患者様が安心して治療を受けられるよう、丁寧な説明と心のこもった診療を心がけております。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

院長より

「息苦しい」「呼吸が浅い」といった症状は、日常生活に大きな影響を与えるだけでなく、不安な気持ちにさせるものです。当院では、患者様のお話をじっくりと伺い、症状の原因を特定し、最適な治療法をご提案いたします。

私は呼吸器内科の専門医として、長年、呼吸器疾患の診療に携わってきました。その経験を活かし、患者様が安心して日常生活を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。地域の皆様の健康を守るため、スタッフ一同、誠心誠意努めてまいります。

 

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