発熱外来
発熱外来では、発熱をはじめとした風邪症状やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などが疑われる方に、スムーズかつ安全に対応するための特別な診療体制を整えています。
当院では「咳・発熱の検査と治療」に強みを持ち、充実した検査機器と診療の仕組みにより、症状の早期評価と的確な治療を行っています。10台以上駐車可能な駐車場も完備し、お車での来院も安心です。
発熱でご不安な方も、まずはお電話にてご相談いただくことで、よりスムーズに診察へとご案内できます。
発熱外来の対象となる症状について
発熱外来は、以下のような症状がある方が対象となります。
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発熱(37.5度以上)
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のどの痛み
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咳、痰、息苦しさ
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強い倦怠感(だるさ)
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鼻水や鼻づまり
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頭痛や筋肉痛
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味覚・嗅覚の異常
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胃腸症状(下痢や吐き気)
特に、咳が続いている方には、呼吸器科の知識と設備を活かし、適切な検査・吸入治療・薬の調整を一貫して行うことが可能です。
発熱外来で対応する可能性のある主な疾患
発熱の原因は多岐にわたります。当院では、以下のような疾患に対する鑑別と診療を行っています。
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かぜ症候群(ウイルス性上気道炎)
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インフルエンザ
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
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急性気管支炎、肺炎
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溶連菌感染症
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尿路感染症
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胃腸炎 など
咳やのどの症状が目立つ場合は、呼吸器科医の視点から、喘息や咳喘息などの見逃されがちな疾患の可能性も検討します。
発熱外来で行う検査・診療の流れ
当院では、発熱患者様に対して以下のような体制をとっています。
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電話での事前予約・問診
症状や発熱の状況をお伺いし、来院時間のご案内をいたします。 -
専用の動線でのご案内
院内感染を防ぐため、通常診療の患者様とは別のスペースで診察いたします。 -
迅速検査の実施
・インフルエンザ迅速検査
・新型コロナ抗原検査/PCR検査(必要時)
・血液検査やレントゲン撮影(肺炎の可能性がある場合)
・CRP(炎症反応)や白血球数のチェックなども行います。 -
診断と治療
結果に応じて、抗ウイルス薬、解熱薬、抗菌薬などを処方し、必要に応じて吸入指導を行います。 -
自宅療養のアドバイス・必要時の紹介
経過観察のポイントや再受診のタイミングについて、丁寧にご説明します。
発熱外来を受診される方へお願い
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来院前に、必ずお電話でご連絡をお願いいたします。
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発熱外来は、通常診療と別の枠で行っております。混雑時にはお待ちいただく場合もございます。
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保険証とお薬手帳をご持参ください。
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マスクの着用、手指の消毒など、感染対策へのご協力をお願いいたします。
よくある質問(発熱外来について)
Q1. 予約なしでも受診できますか?
A1. 原則として、事前にお電話をお願いしております。急な症状でも、まずはご相談ください。
Q2. コロナかインフルエンザか分かりません。診てもらえますか?
A2. 当院では、必要に応じて抗原検査やPCR検査を行い、どちらかを鑑別した上で治療にあたります。
Q3. 子どもや高齢者も診てもらえますか?
A3. はい、年齢を問わず対応しております。小児やご高齢の方にも配慮した診療を心がけています。
Q4. 車で待機していてもいいですか?
A4. はい、お車での待機も可能です。スタッフが順番にご案内いたします。
院長より
発熱は、ただの風邪で済むこともありますが、まれに肺炎や重症化する感染症が隠れていることもあります。特に、咳が長引く方や、体のだるさが強い方は、呼吸器の病気をしっかり見極めることが大切です。
私たち大杉内科医院では、咳や発熱の診療に力を入れており、医療機器も充実しています。また、新しい治療薬の導入にも積極的に取り組んでいます。体調に不安を感じたときは、どうぞ気軽にご相談ください。