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寒がりになった

「最近、急に寒がりになった気がする…」と感じていませんか?以前は平気だった気温でも寒く感じたり、厚着をしてもなかなか温まらなかったりすると、何か体の異変があるのではないかと心配になりますよね。寒がりになる原因は様々ですが、病気が潜んでいる可能性も否定できません。特に女性やご高齢の方は、寒さを感じやすい傾向にあります。大杉内科医院では、内科・呼吸器内科・循環器内科の専門医が、あなたの寒がりの原因を丁寧に診察し、適切な治療をご提案します。呼吸器内科に特に力を入れており、多臓器に良い影響のある新規薬の積極的導入や、地域総合病院など医療機関への紹介も行っておりますので、安心してご相談ください。

寒がりの原因

寒がりになる原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。

体質的なもの
女性や高齢の方は、一般的に男性よりも寒がりな傾向があります。女性は男性に比べて筋肉量が少なく、熱を生み出しにくいからです。また、高齢になると基礎代謝が低下し、体温を維持する機能が衰えてくるため、寒さを感じやすくなります。

生活習慣
不規則な生活や偏った食生活、運動不足、睡眠不足などは、自律神経のバランスを乱し、血行不良を引き起こす可能性があります。血行が悪くなると、体の隅々まで熱が届きにくくなり、寒がりになることがあります。また、過度なダイエットや冷たいものの摂りすぎも、体を冷やす原因となります。

病気
寒がりになる原因の中には、病気が隠れている場合があります。特に、甲状腺機能低下症や貧血、低血圧、自律神経失調症などは、寒がりになりやすい病気として知られています。

寒がりによって引き起こされる病気

甲状腺機能低下症
甲状腺は、代謝をコントロールするホルモンを分泌する臓器です。甲状腺機能が低下すると、代謝が滞り、熱が作られにくくなるため、寒がりになることがあります。その他にも、倦怠感、むくみ、便秘、体重増加などの症状が現れることがあります。

貧血
貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンが不足した状態のことです。赤血球は酸素を全身に運搬する役割を担っています。貧血になると、酸素が体の隅々まで行き渡らなくなり、熱が作られにくくなるため、寒がりになることがあります。

低血圧
血圧が低いと、血液を全身に送り出す力が弱くなり、血行が悪くなるため、寒がりになることがあります。

自律神経失調症
自律神経の乱れにより、体温調整がうまくいかず寒がりになることがあります。

レイノー病・レイノー症候群
寒さやストレスで血管が収縮し、指先が冷たくなったり白くなったりする病気です。

閉塞性動脈硬化症
血管が動脈硬化で狭くなり、手足の血流が悪化する病気です。

寒がりの処置や治療法

  • 体を温める
    厚着をしたり、カイロや湯たんぽを使ったりして体を温めましょう。特に首・手首・足首などを重点的に温めるのが効果的です。

  • 食事
    体を温める食材(生姜・根菜類・香辛料など)を取り入れ、鉄分を含む食品もしっかり摂りましょう。

  • 運動
    ウォーキングやストレッチ、筋トレなどで血行を促進し、筋肉量を増やして熱を生み出す力を高めます。

  • 睡眠
    十分な睡眠で自律神経を整え、血流を改善します。

  • ストレス解消
    趣味やリラックス法を取り入れ、心身を健やかに保つことが大切です。

病気が原因の場合は、血液検査や甲状腺機能検査、心電図検査などで原因を特定し、それぞれに適した治療を行います。

院長より

「寒がり」という症状は一見すると些細に思えるかもしれませんが、背景に病気が隠れていることもあります。当院では呼吸器内科をはじめとした専門診療を行っており、丁寧な検査・診察を通じて原因を特定し、適切な治療を提供します。気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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